四季星彩

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星・天文に関係する日々の記録

カテゴリ: ・ニコンの望遠鏡( 38 )

Nikon Museum
【地図】

【衛星写真】Googleマップ

7/24にリニューアルされてから、新たに20cm屈折が展示されるようになったようです。また、宇宙関連のパネルも以前より大きくなっています。
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JR品川駅を降りて品川インターシティC棟に向かったとことにニコンミュージーアムがあります。
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途中にミュージーアムの行先案内があります。
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10/3より「Fマウント・NIKKORの世界」が企画展示されています。
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身近な位置に20cm屈折が展示されています。
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案内板を読みますと、以下のような開発背景があったとのことです。
「ニコン(当時:日本光学工業)が東京天文台(現:国立天文台)などの専門家の意向を取り入れて開発し、1965(昭和40)年に発売開始。」
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対物レンズ側から撮影。Nikon D=200mm F=2400mmの刻印が確認できます。
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接眼部側からの撮影です。
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ファインダ部です。
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6.5x50 3°と刻印があります。
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接眼部にはH-60mmが設置されています。
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鏡筒のシリアルナンバー。No.2018。
案内板によれば「1970(昭和45)年に製造され、2009(平成21)年まで徳島市立高等学校でクラブ活動などに使用された。」と記載あります。


フィッシュアイ・ニッコール投影式天球儀
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今回訪れたもう一つの目的として、メガスターで有名な大平貴之氏とのコラボレーションで生まれたフィッシュアイ・ニッコール投影式天球儀です。こちらは企画展のため2017/12/27までです。
Fisheye-Nikkor 6mm f/2.8で180°超えの220°天球儀が見られます。天球儀は天球の外から見た星座配置に変換されますが、今回の天球儀は地上から見慣れた配置になっています。
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案内板です。
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さそり座、いて座付近です。天球儀は北極星を中心に1,2分程で回転しており、四季折々の星空を見ることができます。
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夏の大三角付近の天の川です。
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下からの撮影です。MEGASTARとFisheye-Nikkor 6mm f/2.8があり、投影されています。
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NikonF ニコンメーター付
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Fisheye-Nikkor 6mm f/2.8S ミュージーアムに来ると幻のレンズも目に前にすることができます。
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Nikkorレンズ群の数々。
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望遠レンズ群も圧巻です。
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これも幻のレフレックスニッコール2000mm。
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NIKKOR最長焦点距離は3,750mmで岐阜天文台の25cm屈折です。




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by Starlight_365 | 2017-10-22 02:30 |  ・ニコンの望遠鏡 | Trackback | Comments(0)
東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センター木曽観測所
【地図】

【衛星写真】Googleマップ

中央道伊那ICから権兵衛トンネルを抜け、国道19号を南下し、県道20号から山道を駆け上ったところに東大木曽観測所があります。現時点での施設の正式名称は『東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センター木曽観測所』とのことで、漢字が27文字あります。
HPによると通期で午後より望遠鏡と展示室の見学が可能です。今回の掲載は、過去何度かの一般特別公開での写真を交えて紹介します。

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施設1km手前にある門です。
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右側の比較的新しい案内板です。
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左側の案内板です。シュミット望遠鏡として世界第4位の大きさとのことです。
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こちらは、先述の門を超え数百m進むともう一つの門があり、そこでの案内板です。1974年(S49)10月1日開所とあります。
長嶋茂雄氏が「巨人軍は永久に不滅です」と引退表明したのがこの年の10/12で、そういう時代にできた望遠鏡です。ちなみに同じ日に中日が優勝だったとのこと。
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ドーム外観。建物部の石タイルが特徴的です。
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今年はケータリングのピザ屋さんが来ていました。
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ステンレスのドーム部は40年以上経過で一部錆がみえますが、全体的には輝きを有しており太陽光をまぶしく反射させていました。
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ドーム製作は堂平天文台ドームも担当した三井造船です。
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写真乾板です。35.6cm角1mm厚のガラスが用意されていました。コダック社製と記載があります。
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誇張して赤線を追記していますが、肌色になった裏面押せえ部が中凸形状になっているのがわかりますでしょうか?完全なフラット形状ではなく、望遠鏡の結像面に合わせて中凸状になっています。
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写真から撮像素子に代わっていますが、その試作です。黒い枠内にあるCMOSの配置が、上述の中凸形状に沿って配置されています。厳密にはCMOS単体も曲面に作らないといけないのですが、聞くとこの分割なら公差内とのことで、我々が使用するデジカメと同等フラットのままです。
これは試作のため一列分しかありませんが、Tomo-e Gozen projectではXY8x12列分の配置で実視野9°相当を得る予定とのことです。その視野は10x50WX双眼鏡と同等の視野で、かなりの広視野であることがわかります。CMOS間は写らない領域が出るのですが、そこはアマチュアの撮影と同じようにモザイク撮影するのだそうです。
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今年初公開の「自動現像暗室」です。ワクワクしますね。
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手で現像しているとガラス乾板を割ってしまうので、自動で現像できる装置が置かれています。赤丸部に乾板をセットします。リニアスケールと駆動部がX,Zに用意されており、自動で現像工程を流せるようになっていました。
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概要解説です。
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この105cmシュミット望遠鏡用のブリンクコンパレータは、大阪市立科学館に展示されています。
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その解説です。
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by Starlight_365 | 2017-09-17 21:46 |  ・ニコンの望遠鏡 | Trackback | Comments(0)
その1からの続き。
メインの105cmシュミット望遠鏡。
補正板径1050mm、主鏡径1500mm、焦点距離3300mm、F=3.1。シュミット望遠鏡の場合、補正板径で語られるのですが、主鏡サイズは、当時国産最大の直径150cmあります。
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こちらは以前、カメラを渡し撮影して頂きました。
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人のサイズからも、この望遠鏡の大きさがわかるかと思います。
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ローアングルで撮影するとその大きさが引き立ちます。ニコン75年史によれば、搬入時は全体を分割し、複数台のトラックで運搬とのこと。その際、山道での振動、衝撃を極限に抑えるためトラックごとに加速度計を取り付け、コースごとの走行速度(例えば時速6km徐行)を決め運搬したとのことです。
その頃の様子を伝える写真が国立天文台アーカイブ新聞804号(pdf)825号(pdf)826号(pdf)870号(pdf)に掲載されています。
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望遠鏡の断面図です。写真乾板ホルダーと記載あるところが焦点面であり、鏡筒のど真ん中にあります。今は、ここに撮像素子が配置されています。ちなみに素子はキヤノン製です。
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ドームに白い布がつるされています。これはホワイトバランスをとるための布で、アマチュアの天体写真と同じです。
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こちらは対物プリズムで、断面図にあるように鏡筒先端に付けます。頂角2°と4°用があり、グラブパーソンズ製、枠は法月鉄工所製(続アマチュア天文史P289より)とのことです。
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こちらもカメラをお渡しし撮影して頂いた画像です。主鏡側のカバーと思われます。
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こちらはロボットアーム。三菱電機製です。フィルター交換で活躍します。鏡筒にロボットアームがあるのはこの望遠鏡だけとのこと。
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フィルターストックと左に赤フィルターが挿入された状態が撮影されています。先のロボットアームにて、フィルターストックから取り出し、左に差し込みます。つかむところは、ステンレスのピンが2本見えています。
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駆動系の解説です。2013年に西村製作所にてモータ直結に改造されました。40年以上経過した望遠鏡がキヤノン、三菱電機、西村製作所、ニコンと国内の名だたるメーカの手によって今でも最新の機材として生かされています。
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昔のギア群です。約100個の歯車を使用し、大口径歯車は直径216cmで、ピッチ円誤差5μm以下という超高精度仕上げです。追尾精度(大気誤差除く)は周期誤差1秒以内とこれまた超高精度とのことです(ニコン75年史による)。
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モータの発達で今はダイレクトドライブが可能。
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20cm案内鏡(焦点距離3300mm(国立天文台アーカイブ新聞927号pdf参照))です。笠井トレーディングのSTマイクロフォーカス接眼部と思われるものに交換されています。主鏡筒の焦点距離と合わせているのがポイントでしょうか。この頃はすでに量産の20cm屈折(F=12)も製作されており、3300mm(F=16.5)となると特注の焦点距離鏡筒となります。特別公開での夜の観望は、おそらくこの鏡筒で実施されたと思います。機会があれば観てみたいです。
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過去はこのようになっていました。
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別のアングルからです。
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接眼部はK-60mmです。
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こちらは後部の接眼部です。O-13mmの接眼レンズがついていました。
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鏡筒裏面部です。約2m程あります。主鏡サイズは冒頭でも述べました通り、150cmあり、重量は1350kgあります。裏面、側面部より18カ所で均一に支えられ、各支持点は球面軸受けを介して天秤はかりのようにバランスがとられているとのことです(ニコン75年史より)。
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主鏡を蒸着する際の、鉄路が引かれています。
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1階天井から見上げた開口部です。
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そのまま地下蒸着室に降ろせる構造になっています。現在は蒸着は外注で、使われていないとのこと。
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特別公開日では展示スペースとなっていたため、運搬用の大型ケースが外に置かれていました。
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最後に、105cmシュミット望遠鏡の銘板です。

天文月報バックナンバーに105cmシュミット望遠鏡の記事があります。
1973年10月表紙1973年10月
1975年1月その1(pdf)その2
天文月報1994年8月(pdf)
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by Starlight_365 | 2017-09-17 21:42 |  ・ニコンの望遠鏡 | Trackback | Comments(0)
天体望遠鏡博物館 

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日本光学工業・ニコン望遠鏡の配置変更と鏡筒が追加された画像を見かけたため再び訪れました。
前回訪問から1年たちます。以前の報告は以下です。
その1 その2-1 その2-2 その2-3 その3


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左から以下の機種・SNとなります。今回、右端の徳島県立総合教育センターの鏡筒が搭載されました。
1967年(S42.10) 15cm 鏡筒SN:1502 赤道儀SN:2010 高知県青少年センター
1972年(S47.12) 20cm 鏡筒SN:2020 赤道儀SN:2015 斐太彦天文処
1970年(S45.07) 20cm 鏡筒SN:2003 赤道儀SN:1015 徳島県立総合教育センター

表面からだとパネルなどでごちゃごちゃしているため、裏面側からの撮影許可を頂きました。
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初期の灰色鏡筒です。ファインダー類はないようです。その2-3でも触れた通り、赤道儀のタイプが古く、鏡筒のSNが2003なのは妥当と考えられますが、小岩井農場(旧岩手県教育センター)の個体(SN2008、1970年(S45.01))より設置が遅いにもかかわらず、SNが古いです。他の場所で設置予定だったのが、キャンセルとなり、回ってきたものと推定します。

8cm屈折赤道儀のピラー脚タイプが2台さりげなく裏側に置かれています。
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徳島県立総合教育センター鏡筒のSNとなります。
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10cmED屈折赤道儀も追加されていました。
ちなみに天文ガイドの広告を見ますと各鏡筒の発売日は以下です。
10cmED 1980年4月15日
6.5cm   1983年11月10日
6.5cmED 1984年3月
8cmED  1987年5月

販売中止は1991年2月となっていました。
11cm屈折赤道儀が後ろの方に行ったのは残念です。

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モータ付きで非常に状態の良い8cm屈折赤道儀です。
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by Starlight_365 | 2017-07-17 21:54 |  ・ニコンの望遠鏡 | Trackback | Comments(0)
国立科学博物館 筑波地区
【地図】

【衛星写真】Googleマップ

4/22に国立科学博物館 筑波地区にて『科博オープンラボ2017』が催され、行ってきました。この科博オープンラボは、HPによれば国立科学博物館 筑波地区での研究活動を広く皆さんに知って頂くための企画で、普段は公開されていない研究スペースを年一回だけ特別公開します。
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10時オープンですが、9時過ぎには多くの方が並んでいました。自然史標本の見学では、貴重な標本の数々を見ることができました。しかし、それでも大英博物館と比べると歴史も浅く、標本数は1/10と桁が違うとのことです。
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このブログに関するお目当ての天体機材は、理工第1資料棟にあります。しかし、天体機材以外にも数々の歴史ある飛行機、自動車、鉄道、装置、計算機など日本の歴史を刻んだ多くの必見物がありました。
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理工第1資料棟横には固体燃料のLambda3ロケットもありました。

棟内は撮影禁止のため、当日配布されましたパンフレットを掲載します。
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50cm彗星写真儀(F2/f=1000mm、写野6°円、乾板では10.5cm、フィルムでは9.6cm画面サイズ(天文月報1968年4月号より))。国産初の本格的シュミットカメラです。1964年9月に国立天文台堂平観測所に設置され、2000年の閉所後に科博に来ました。

シュミットカメラの場合、50cmというサイズは補正板の有効口径のことを指すので、主鏡サイズは約70cm以上はあったと考えられます。残念ながら主鏡サイズが記載された資料をまだ見つけられていません。左側にある案内鏡は天文月報1968年4月号によれば、10cm屈折、f=1500mmとのことです。
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60cm反射赤道儀。パンフレットによると1973年3月から2005年まで科博本館(上野)の屋上の第2ドームに設置されていた反射式望遠鏡です。本機材の導入経緯は天文月報1978年4月号にて触れられています。昨今のように自動導入ではないため粗動は手動で導入し、微動のみ電動でした。

手前にある鏡筒は20cm屈折で、途中から搭載されたとのことです。 シリアルナンバーは201027で、浜松市天文台の次の番号であることから1982年頃に搭載されたと推定されます。浜松市天文台がアポクロマートであったこと、旧20cm屈折赤道儀もアポクロマートであったことからこれもアポクロマートだと推定します。

ちなみに、60cm反射赤道儀の写真などはWeb上でも見かけませんが、倖田來未 / love across the ocean(You Tube)のプロモーションビデオ中の1min35secあたりから見ることができます。貴重な動画です。
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by Starlight_365 | 2017-04-23 00:56 |  ・ニコンの望遠鏡 | Trackback | Comments(0)
天体望遠鏡博物館 

大型望遠鏡から、小型民生品望遠鏡コーナーに移ります。
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彗星探索家、本田実氏の愛用望遠鏡です。6.5cm赤道儀です。1950年より発売になった簡易赤道儀の望遠鏡になります。
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1967年12月より発売された8cm屈折赤道儀。北緯35°と40°タイプがあります。
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上写真は札幌市青少年科学館の赤道儀ですが、40°タイプは根元の溶接部分で5°傾斜させて溶接されています。前脚の位置で極軸を微調整し、しかも極軸望遠鏡が無いので、写真撮影には不向きだと考えます。
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5cm屈折簡易赤道儀(1950年)と6.5cmED屈折赤道儀(1984年)。
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6.5cmと5cm赤道儀部の詳細です。6.5cm用は微動装置がついています。
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本田実氏の鏡筒はシリアル3271
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もう一台6.5cmがあり、こちらは2973です。
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部屋には、歴代の大型望遠鏡のパネルが展示されています。
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by Starlight_365 | 2017-01-29 00:44 |  ・ニコンの望遠鏡 | Trackback | Comments(0)
天体望遠鏡博物館 

前回の記載からかなり間が空きましたが、その1の続きです。
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左端に、その1で紹介しました11cm屈折赤道儀があります。
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左から15cm屈折、20cm屈折、20cm屈折用赤道儀のみで、左から以下の素性となります。
1967年(S42.10) 15cm 鏡筒SN:1502 赤道儀SN:2010 高知県青少年センター
1972年(S47.12) 20cm 鏡筒SN:2020 赤道儀SN:2015 斐太彦天文処
1970年(S45.07) 20cm 鏡筒SN:---- 赤道儀SN:1015 徳島県立総合教育センター

ニコン75年史によれば、箱型の量産赤道儀は20cm:1965年7月(S40.7)、15cm:1966年6月(S41.6)から発売なので、下写真の案内板に記載されている年式1962年(S37)は誤記だと推測します。
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左側
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中央
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右側 赤道儀のみ
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<1967年(S42.10) 15cm 鏡筒SN:1502 赤道儀SN:2010 高知県青少年センター>
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グレー塗装の鏡筒は、山口県立山口博物館と駿台学園の20cm屈折しか見かけません。
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NIPPON KOGAKUのロゴです。
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徳島県立総合教育センター号機にはない赤緯軸のバランスウエイト近傍にも目盛りがあります。しかし、八千代市少年自然の家の15cm屈赤以降みられなくなったことから、1974年頃に廃止の仕様変更が入ったと推定します。
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バーニヤ仕様になっています。赤経環は写真のように赤経軸後部にありますが、実は首元にもあります。
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制御盤です。2-3にて記載の徳島県立総合教育センター号機より納入時期は3年早いのに新しい仕様です。
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脚元は調整機構付きタイプです。
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鏡筒シリアルは1502です。
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架台部銘板。1967年(S42)10月に設置。株式会社の会社が旧字体です。旧字体の銘板は小岩井農場の20cm屈赤で確認されています。
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by Starlight_365 | 2016-12-24 01:19 |  ・ニコンの望遠鏡 | Trackback | Comments(0)
天体望遠鏡博物館 

<1972年(S47.12) 20cm 鏡筒SN:2020 赤道儀SN:2015 斐太彦天文処>
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公開天文台白書2006にて斐太彦天文処(ひだひこてんもんしょ)の存在を知っていましたが、すでに閉所になっていたため、出会うことは不可能と考えていました。
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反対側側面 (柵内ですが、撮影許可をもらっています)
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赤緯・赤経共目盛り環が見られます。
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タンジェントスクリュー部にモータがつけられています。
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脚元は調整機構付きタイプです。Nikonのエンブレムになっています。他の2台は「NIPPON KOGAKU TOKYO」のままなのですが、一方、赤経体側面に「Nikon」のロゴ銘板が貼られています。NikonFの肩のロゴが「NIPPON KOGAKU TOKYO」から「Nikon」に代わったのは1961年なので、約10年近くはこの対応をしていたと推測します。
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制御盤側の写真です。
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鏡筒シリアルは2020です。
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架台部銘板。1972年(S47)12月に設置。
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by Starlight_365 | 2016-12-24 01:15 |  ・ニコンの望遠鏡 | Trackback | Comments(0)
天体望遠鏡博物館 

<1970年(S45.07) 20cm 鏡筒SN:---- 赤道儀SN:1015 徳島県立総合教育センター>
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赤道儀部のみとなります。この個体の経緯詳細は天体望遠鏡博物館のWebに記載があります。
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反対側側面 (柵内ですが、撮影許可をもらっています)
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目盛り環がありません。また、ウエイト棒のねじ切りはとても細かなピッチです。
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NIPPON KOGAKUのロゴです。
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3点締めの調整が無いタイプです。
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制御部はシンプルな構成です。
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架台部銘板。1970年(S45)7月に設置。不可解なのが銘板が一度取り外された跡があることです。2-1で少しふれた通り、高知県青少年センターの個体より設置時期が3年も遅いにもかかわらず、赤道儀自体は旧タイプです。一旦設置直前まで来たのですが、何らかの理由で3年以上延期になり、銘板を差し替える必要があったという仮説、出荷直前で不具合が見つかり、しばらく放置されていた個体を再修正し出荷したという仮説が考えられます。
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by Starlight_365 | 2016-12-24 01:10 |  ・ニコンの望遠鏡 | Trackback | Comments(0)
厚真町青少年センター (リンクは厚真町HPのTOP。検索で「望遠鏡」や「プラネタリウム」と入力してください)
【地図】

【衛星写真】Googleマップ

この連載を続けて5年経ちますが、とうとう本州を離れ北海道まで上陸しました。コニカミノルタのプラネタリウムとの組み合わせの法則はこちらでも適用され、あとは伺うタイミングのみの問題でした。
Webで調べる限り、今のところ北海道地方にあるニコンの望遠鏡はこの一台のみので、ニコンの望遠鏡では最北に設置された機材のようです。

PS.
北海道のひらいさんより、1972年横津岳自然と青少年ロッジにて20cmf12屈赤が導入されていたとのご連絡を頂きました。現在は閉館され建物もないとのことです。従って、当時少なくとも、2台は北海道にあったようです。天文月報1978年3月号 天体観測施設めぐり(III) 北海道(3月の天文暦) P86にて、メーカ名まで記載されていないものの、「横津岳自然と青少年ロッジ」の記載があります。


職員の方のお話では、2年ほど前は年に1,2回ほどの開催でしたが、以降月一回の観望会に変更され機材の有効活用をされているとのことです。今日は、木星、月、火星、土星と長焦点屈折望遠鏡の得意とする対象ばかりで、非常に楽しめました。
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青少年センターは町役場の隣です。
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プラネタリウムの入口です。
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機種はMS-8で1980年1年に導入されたマシンです。投影されているスライドは開設当時の37年前の厚真町の街並みです。開設の方は古くて申し訳ないとのお話でしたが、むしろパノラマでタイムスリップできる面白さもありました。また、プラネタリウムの楽しみ方の一つとして各街のパノラマを思い出しながら見ることです。このパノラマは、撮影もなかなかできない、導入の5分から10分しか見ることができないので、記憶のみが頼りになります。
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約20名強のギャラリーが来ていました。こんなに多くの惑星が一晩で見られるのは滅多にないため、来館した人は、本当にラッキーだったと思います。
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鏡筒全体像
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目盛環部
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接眼部側から撮影。ファインダーは8cm屈折です。
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配電盤部
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15cm F15(f=2250mm)の対物レンズです。色収差を見る限りセミアポではなくアポの星像でした。失礼ながらも町の規模と当時の機材の技術背景から類推すると、高価な機材が導入されたことが分かります。少しでも良いものを見せたいという想いでしょうか。当時の導入担当者に話を聞きたいです。
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厚真町の北緯は42.7°です。架台全体が微妙に右側(南側)に傾いています。
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脚元を見ると、ここでも上下を調整していました。従って、上の写真のウエッジ角度は40°で加工され、残り2.7°を脚元で調整したと類推できます。
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鏡筒のシリアルナンバー。No.151036。
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架台部銘板。1979年(S54)11月に設置。

鴻巣市鴻巣児童センター 1979年 3月 鏡筒151035 架台503033
厚真町青少年センター   1979年11月 鏡筒151036 架台503034
八戸市視聴覚センター   1980年 8月 鏡筒151037 架台503035
と初めて、シリアルが三連続しました。
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by Starlight_365 | 2016-08-02 22:34 |  ・ニコンの望遠鏡 | Trackback | Comments(0)
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