四季星彩

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星・天文に関係する日々の記録

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天体望遠鏡博物館 

前回の記載からかなり間が空きましたが、その1の続きです。
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左端に、その1で紹介しました11cm屈折赤道儀があります。
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左から15cm屈折、20cm屈折、20cm屈折用赤道儀のみで、左から以下の素性となります。
1967年(S42.10) 15cm 鏡筒SN:1502 赤道儀SN:2010 高知県青少年センター
1972年(S47.12) 20cm 鏡筒SN:2020 赤道儀SN:2015 斐太彦天文処
1970年(S45.07) 20cm 鏡筒SN:---- 赤道儀SN:1015 徳島県立総合教育センター

ニコン75年史によれば、箱型の量産赤道儀は20cm:1965年7月(S40.7)、15cm:1966年6月(S41.6)から発売なので、下写真の案内板に記載されている年式1962年(S37)は誤記だと推測します。
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左側
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中央
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右側 赤道儀のみ
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<1967年(S42.10) 15cm 鏡筒SN:1502 赤道儀SN:2010 高知県青少年センター>
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グレー塗装の鏡筒は、山口県立山口博物館と駿台学園の20cm屈折しか見かけません。
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NIPPON KOGAKUのロゴです。
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徳島県立総合教育センター号機にはない赤緯軸のバランスウエイト近傍にも目盛りがあります。しかし、八千代市少年自然の家の15cm屈赤以降みられなくなったことから、1974年頃に廃止の仕様変更が入ったと推定します。
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バーニヤ仕様になっています。赤経環は写真のように赤経軸後部にありますが、実は首元にもあります。
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制御盤です。2-3にて記載の徳島県立総合教育センター号機より納入時期は3年早いのに新しい仕様です。
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脚元は調整機構付きタイプです。
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鏡筒シリアルは1502です。
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架台部銘板。1967年(S42)10月に設置。株式会社の会社が旧字体です。旧字体の銘板は小岩井農場の20cm屈赤で確認されています。
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by Starlight_365 | 2016-12-24 01:19 |  ・ニコンの望遠鏡 | Comments(0)
天体望遠鏡博物館 

<1972年(S47.12) 20cm 鏡筒SN:2020 赤道儀SN:2015 斐太彦天文処>
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公開天文台白書2006にて斐太彦天文処(ひだひこてんもんしょ)の存在を知っていましたが、すでに閉所になっていたため、出会うことは不可能と考えていました。
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反対側側面 (柵内ですが、撮影許可をもらっています)
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赤緯・赤経共目盛り環が見られます。
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タンジェントスクリュー部にモータがつけられています。
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脚元は調整機構付きタイプです。Nikonのエンブレムになっています。他の2台は「NIPPON KOGAKU TOKYO」のままなのですが、一方、赤経体側面に「Nikon」のロゴ銘板が貼られています。NikonFの肩のロゴが「NIPPON KOGAKU TOKYO」から「Nikon」に代わったのは1961年なので、約10年近くはこの対応をしていたと推測します。
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制御盤側の写真です。
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鏡筒シリアルは2020です。
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架台部銘板。1972年(S47)12月に設置。
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by Starlight_365 | 2016-12-24 01:15 |  ・ニコンの望遠鏡 | Comments(0)
天体望遠鏡博物館 

<1970年(S45.07) 20cm 鏡筒SN:---- 赤道儀SN:1015 徳島県立総合教育センター>
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赤道儀部のみとなります。この個体の経緯詳細は天体望遠鏡博物館のWebに記載があります。
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反対側側面 (柵内ですが、撮影許可をもらっています)
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目盛り環がありません。また、ウエイト棒のねじ切りはとても細かなピッチです。
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NIPPON KOGAKUのロゴです。
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3点締めの調整が無いタイプです。
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制御部はシンプルな構成です。
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架台部銘板。1970年(S45)7月に設置。不可解なのが銘板が一度取り外された跡があることです。2-1で少しふれた通り、高知県青少年センターの個体より設置時期が3年も遅いにもかかわらず、赤道儀自体は旧タイプです。一旦設置直前まで来たのですが、何らかの理由で3年以上延期になり、銘板を差し替える必要があったという仮説、出荷直前で不具合が見つかり、しばらく放置されていた個体を再修正し出荷したという仮説が考えられます。
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by Starlight_365 | 2016-12-24 01:10 |  ・ニコンの望遠鏡 | Comments(0)
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Nikon D810A AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED (15mm,f2.8) Exp.4sec
 ISO2500 Lee soft3フィルタ iviewで調整/トリミング
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by Starlight_365 | 2016-12-04 21:27 |  ・星座・星景 | Comments(2)
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