四季星彩

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星・天文に関係する日々の記録

先月、科博にて京都帝国大学の天文学者山本一清博士(1889/5/27(M22年) - 1959/1/16(S34年))に関わる講演がありました。講演内容の重要な一アイテムである英カルバー46cm望遠鏡が天体望遠鏡博物館にあります。
1927年(S2年)に購入し、1929年(S4年)から1934年(S9年)まで花山天文台に据え付けられていました。当時東洋一の口径の望遠鏡であったとのことです。
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山本博士は1938年(S13年)に退職したのち、1942年(S17年)自宅に私設の山本天文台(田上天文台)を開設し、このカルバー望遠鏡はこちらに移設されました。
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イギリス天文協会をフィールドとして活躍をされたウォルター・グドエーカー氏より譲り受けた望遠鏡(引用元HP)で、イギリスの緯度(北緯51度以上)で設計されていました。花山天文台は北緯35度で緯度差があるため、15度以上の緯度差を補正するのに架台部全体を南側に持ち上げ(写真の後ろ側)、北側(写真手前側)に前のめりにして使用されていたとのことです。補強のバーが見えます。
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# by Starlight_365 | 2017-07-17 23:15 | ◆公開天文台 | Trackback | Comments(0)
天体望遠鏡博物館 

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日本光学工業・ニコン望遠鏡の配置変更と鏡筒が追加された画像を見かけたため再び訪れました。
前回訪問から1年たちます。以前の報告は以下です。
その1 その2-1 その2-2 その2-3 その3


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左から以下の機種・SNとなります。今回、右端の徳島県立総合教育センターの鏡筒が搭載されました。
1967年(S42.10) 15cm 鏡筒SN:1502 赤道儀SN:2010 高知県青少年センター
1972年(S47.12) 20cm 鏡筒SN:2020 赤道儀SN:2015 斐太彦天文処
1970年(S45.07) 20cm 鏡筒SN:2003 赤道儀SN:1015 徳島県立総合教育センター

表面からだとパネルなどでごちゃごちゃしているため、裏面側からの撮影許可を頂きました。
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初期の灰色鏡筒です。ファインダー類はないようです。その2-3でも触れた通り、赤道儀のタイプが古く、鏡筒のSNが2003なのは妥当と考えられますが、小岩井農場(旧岩手県教育センター)の個体(SN2008、1970年(S45.01))より設置が遅いにもかかわらず、SNが古いです。他の場所で設置予定だったのが、キャンセルとなり、回ってきたものと推定します。

8cm屈折赤道儀のピラー脚タイプが2台さりげなく裏側に置かれています。
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徳島県立総合教育センター鏡筒のSNとなります。
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10cmED屈折赤道儀も追加されていました。
ちなみに天文ガイドの広告を見ますと各鏡筒の発売日は以下です。
10cmED 1980年4月15日
6.5cm   1983年11月10日
6.5cmED 1984年3月
8cmED  1987年5月

販売中止は1991年2月となっていました。
11cm屈折赤道儀が後ろの方に行ったのは残念です。

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モータ付きで非常に状態の良い8cm屈折赤道儀です。
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# by Starlight_365 | 2017-07-17 21:54 |  ・ニコンの望遠鏡 | Trackback | Comments(0)
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2017/07/15 / 20:23
Nikon P310 4.8mm(24mm相当)  F6.3 ISO800 Exp.1sec Nikon NX-Dで調整
この日は都内に行きました。今年は傘、カッパを着て通勤した日数が少なかったようです。この日も良い天気でした。
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# by Starlight_365 | 2017-07-15 21:56 | Trackback | Comments(0)
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2017.07.08 22:09
SkyWatcher BKMAK180(F15、f=2700mm), Meade x3バロー , GN170 , ZWO-ASI120MC ZWO-ADC  スタック:AutoStakkert!3.0.14(10,000frame、85%)  Wavelet処理:Registax6 NikonNX-Dで調整


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# by Starlight_365 | 2017-07-09 11:51 |  ・惑星・彗星 | Trackback | Comments(0)
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上野の国立科学博物館にて「近代天文学史の宝庫:山本天文台を探検する」の講演に参加しました。無料(入館料は有料:リピーターズパスが便利)の講演のため誰でも気軽に入れます。
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テーマによって参加したりしなかったりですが、今回は普段より多くの方が参加されていたようでした。遠く四国・関西から来られた方もおられ、山本一清氏の人気はいまだに続いています。
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山本一清氏のプロフィールから始まり、自宅の天文台の話(特に天文台構造、書斎の六角形回転テーブル)、貴重な資料の数々、はく製を利用した南天星座(巨嘴鳥、サソリ)の紹介、3回の皆既日食観測、水沢観測所との縁、Shapley氏(1885-1972:ハーバード天文台長)との親交、京大花山天文台セミナーハウス、ミュージアム構想のお話でした。
Shapley氏が一清氏の天文アマチュアとの関わりに関して刺激を受け、天文同好会Bond clubを設立し、その機関紙がSky&Telescopeになったとのことです。今ではゴシック体になった「Sky」の文字ですが、その由来はSky&TelescopeのHPにも載っておらず、かつての筆記体の「Sky」はShapley氏の直筆だったということは、個人的に大きな発見でした。
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# by Starlight_365 | 2017-06-18 11:57 | ◆イベント | Trackback | Comments(0)
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