四季星彩

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星・天文に関係する日々の記録

Sky Quality Meter : SQM その7

 それでは、データ処理に入りたいと思いますが、処理に当たりSky Quality Meter : SQM その6冒頭のFig.Brightness-Countは0.1等級ごとにプロットを打ちましたが、まじめに0.01等級ごとにカウントしました。
 Excelで同じ数値の個数をはき出す手段は有るのでしょうか?残念ながら無知なのでわからず、約2000あるデータをチマチマと数えていたので、正直これが一番時間がかかりました。

 0.01等級単位でプロットした新Figureがこちらです。
e0208718_23104246.jpg

 よくよく見ると、イガイガと突出するプロットがあります。部分拡大したのがこちらです。
e0208718_23124069.jpg

 Figureからは、**.*5、**.*0のキリの良い数字で突出していることがわかります。すなわちキリの良い数字にしようと、人間の心情が入ってしまっています。---A

 次に、SQM自体の出荷精度は、Unihedron社のマニュアルに記載されており、±0.1[mag/arcsec^2]です。---B

 Aに対しては、0.05間隔で突出することから、5データの移動平均をかけます。例えば、20.13が正しくても20.15まで粘ってチャンピオンデータを採用したり、逆に20.12が正しくても切りよく20.10を申請することが考えられます。この場合、最高データ23.27[mag/arcsec^2]ですが、頭23.28,23.29[mag/arcsec^2]を0countとして移動平均を実施しています。

 Bに対しては、製造ばらつきであることから、上記Aのデータ処理後、±0.1相当幅内にある21データに対し標準偏差に基づいた重み付き移動平均をかけます。重み付き比は、0.004、0.007、0.010、0.013、0.020、0.025、0.060、0.120、0.190、0.220、中心:0.24以下折り返しにて実施しています。移動平均をかける時は、どこからスタートするのかが気になるポイントなのですが、ここでの仮定条件は、最高データ23.27[mag/arcsec^2]が公差幅で良い機材が回ったと仮定します。すなわち、23.17[mag/arcsec^2]からスタートさせます。

 A処理後のFigureを以下に示します。
e0208718_023451.jpg

 さらに、B処理後のFigureを以下に示します。
e0208718_024112.jpg

 処理前のデータと全処理後のデータをまとめると以下になります。
e0208718_0275819.jpg

イガイガしていたデータが滑らかになりました。

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by starlight_365 | 2011-03-21 00:34 |  ・Sky Quality Meter | Trackback | Comments(0)
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